ちいさないっぽ

心にうつりゆくよしなし事を、書くだけ。責任は負わない。

【食事】糖質制限をやってみた感想:世の中は糖質に溢れている

初めに断っておくと、糖質制限を推奨するものではない。

ほどほどが一番だけど、油断してると糖質に偏りがちだなと気づいた。

 

糖質制限、私はやってみた。

一応きちんと推奨する人たちの考えを学んだうえで実践したつもり。

「血糖値の乱高下はさまざまな不調をきたすのではないか」

というのが主張で、そもそもダイエットが目的ではないし、二型糖尿病の治療に取り入れるべきとかそういうものでもない。

急激に上がった血糖値を体が下げようとして、下がりすぎて低血糖のようになる。

イメージするとなんとなく体に負担かかってそうだ(あいまい)。

調子が悪い原因がそこにあると思うなら、やってみてもいいよね。

その結果、元気になったならハッピーだ。

どこまで厳格にやるかという問題もある。

根菜も糖質が多い、果物もコレは糖質が多い、とかやるといよいよ原始人みたいな生活になる。

肉と少々の葉物と木の実。以上。笑

そこまでは、できなかった。現代人だし、それはハッピーじゃない。

 

厳格にやらなくても、食べられるものが全然ない。

朝ごはん。

バナナは品種改良を重ねて糖分ましましだからNG。

フルーツグラノーラNG。

パッケージに「食物繊維」と書かれている健康そうな見た目の玄米サンドもNG。

無糖のヨーグルトと納豆を食べる。

 

お昼ごはん。

うどんNG。

ラーメンNG。

パンNG。

弁当屋さんのお弁当は半分以上がお米だから、買っても半分以上食べられない。

明日から自分で作っていこう。

 

夜ごはん。

いつもの食事からお米を抜いてみる。

おかずだけ食べる。

おなかすいた全然たりない。おかず増やそう。

 

というように外で調達しようとすると、まずカロリー不足に陥ると思う。

食に興味がないほど糖質に偏りやすい。

はらが満たされればいい。手っ取り早く済ませられればいい。

そういう「手軽」なものほど糖質が多いと思う。安いし。

私は食に回す気力がないときに、糖質に偏りがち。

でもそれって、自分のこと大事にできてない。

 

あと、ちょっと中毒的だよね。甘いものって。

子どものころから食後にアイスを食べる習慣がある。

「晩ご飯を全部食べたらアイス食べていいよ」で好き嫌いをなくす母の作戦。

大人になっても、この習慣が抜けなくて。

毎日牛肉だけは食べないと調子狂うとか、にんじん食べないと調子狂うとかはないのに、アイスはどうしても食べたくなる。お米もそうかなあ。

自分の意思が、アイスに負けてる。

 

あんまり極端なのは妙だけど、食に興味は持ってもいいじゃん。

体は食べたものからできている。生きるために食べる。楽しむために食べる。

あなたが摂取したその糖質量は、あなたが望んだ量ではなくて、お母さんが決めた量、お弁当屋さんが決めた量、食品メーカーが決めた量、何も考えずなんとなく毎日そうなってる量、かも。

美味しく、楽しく、健やかな生活を、自分で選択したい。