【薬局の疑問】初めての在宅医療の始め方
恥ずかしながら、未だ在宅医療への介入を経験したことがなかった。
今の配属店舗でも実績はない。学生時代の薬局実習でも経験しなかった。
時代の方向性的に在宅医療を経験していないのはマズイかなとは思っていた。
そんな折。
在宅医療介入案件が飛び込んできた。
持ち込んでくれたのは、大学病院の病棟薬剤師さん。
退院後に当薬局が訪問介入できるか・できないかを確認してくれた。
実績がないから申請やらしないとできないだろうけど、必要があるならやるしかないだろう。
在宅医療に関する知識は、いつかの研修で習った
・通院困難が絶対条件
・使う保険で(手続き的な意味で)作業が異なる。介護保険が使えればそちら優先
・ケアマネさんとの連携がキーとなる
くらいだった。
患者さんのご家族や退院後の担当医師、病棟薬剤師さんと連絡をとることでケアマネさんとも連絡をとることができて。
最初は立ち消えそうなふわっとした提案だったけど、なんとか実行できそうなところまでまとまった。
リスクがあるから介入するわけで、その責任が少し怖くもある。
関わるひとが多いと想定しきれないことも多くて漠然とした不安もある。
しかし、患者さんが訪問に同意してくれた理由がうれしかったので。
やりましょう。
◆参考になった図書
『在宅訪問薬剤管理指導料をはじめる時(第3版)』
『在宅医療Q&A 平成29年版』
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