薬剤師が論文を読む。
心が動くきっかけは、思わぬときに訪れる。
薬局に新メンバーが配属されました。
元製薬会社のMRさんで、営業部長まで務めたやり手。笑
アーリーリタイアおじさん(たまに徳川家康)と呼んでいる。心の中で。
最初は薬局のこと教えていましたが、認めざるを得ない。
MRさんのほうが知識ある。
「臨床論文読んでないようじゃ、薬剤師やってても知識増えないでしょう。」
なにこれ悔しい。薬剤師なのに薬の知識量で負けてる。
薬に嫌気がさして栄養に浮気して勉学を怠っていた自分の不勤勉さもある。
視野が広がったことはよかったけれど、やっぱり薬に関してはプロでいたい。
このままじゃいけないと思い、でも論文読むってどうすれば・・・
情報社会って素晴らしい。「薬剤師のジャーナルクラブ」という、
EBMスタイルの医療を目指す熱い薬剤師集団にたどり着くことができました。
これからの薬剤師の未来についてこれだけ真剣な人たちを見て、あせった。
こうしちゃいられない。
ちょっとずつでも。
薬剤師として患者様に、医療に、真摯に向き合うための技術を磨かないと。